渡辺直美さんの体型をイジる人を観て感じたこと 

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世の中には 色んな人がいます。 走るのが速い人、 料理が得意な人、 会話が得意な人、音楽が得意な人、  体型だって色々です。 同じ様に食べていても 太るひと 太らない人。 たくさん食べたくなる人 ならない人。 満腹感を感じにくい脳の人。 痩せている方がモテる国 ふくよかな方がモテる国。 

もう とにかく 色々 です。 

それを 日本を 見渡してみると どうでしょう?  みんな まるで痩せていることの方がいいかのように 横並びでダイエットしています。 それを気にし過ぎて 病気になってしまう人までいたりします。

外国ではプラスサイズ(plus size)と言われている事が
日本ではデブ・ブタなどとイジっている。 どこが先進国なのでしょう? 

と言うわけで 本日は 体型の話で小学生の時のことを思い出したので  その話です。

はじまり はじまり。 

目次

小学生の時の 体型での思い出     

ボクが小学校1、2年生の時 クラスにボクの倍くらいの体の女の子がいた。  周りからは いつも『デブデブ百貫デブ』(一貫は3.75kg)とイジられていた。  クラスだけではなく 学年でも1番のふくよか(プラスサイズ)です。 ちなみにボクは今はぽっちゃり体系ですが その頃は普通の小学生の体系でした。

その女の子を ある日 なんとなく ボクの家に招こうと思いました。

その子の家からボクの家までは1km以上ある。 学校は徒歩通学なので 学校の帰り道 その女の子の家までランドセルを背負い一緒に歩き お母様に挨拶し、 自転車でボクの家まで来てもらう流れです。  お母様は普通の体型で むしろ痩せているくらいで、とても優しい人でした。 

人間の遺伝子ってオモチャのカプセルが出てくるガチャガチャみたいに、どんな遺伝子が出てくるか わからない。 どんな才能が あるかも わからない。 体型も その1つだというだけの話。   

お母様は 笑顔でボクたちを見送ってくれて その子は自転車、ボクは歩いて 田んぼの中の川の横を歩いてボクの家まで向かいました。 自転車はピンクのかわいいキティちゃんかキキとララみたいなキャラクターのデザインだったと思います。 当たり前ですが 周りの女性と 同じなんです。 

ただ体型が少数派だというだけの話。 

家に呼んだはいいものの、  何をしていいか分からず、  その女の子も あまり誰かに誘われたこともなかったようでキョロキョロしている。 ボクは『漢字の勉強をしよう』と言い 一緒にコタツの机で 鉛筆で漢字を書いたり 問題を出し合ったりして遊んだ。 少し薄暗くなってきた頃 その子は ピンクの自転車で帰っていった。 

翌朝  

ボクたちのいたクラスでは 先生が 良い意味で普通の教育者と 少し違って個性があり。 最近あった出来事を 朝の1時間 丸ごと使い 発表する時間がありました。 嬉しい事、悲しい事、何を言っても良い。(現在のSNSの 食べた料理とかを報告してるみたいなのと同じシステム) (笑)

例えば・・

『おおきなカサブタを私が寝ている間にお母さんが取ってくれました。』とか、 『グラグラだった歯に糸を結んで柱にくくりつけ抜きました』とか、 『暑い風呂に どっちが長く入っていられるかお父さんと勝負しました。』 とか、 素晴らしい発表が連発していきます。 

その時 なんと その女の子が手を挙げたのです。 

みんな周りが何を発表するのだろう?と かなり ざわつきました。 すると その子は『きのう 〇〇くんの家で 一緒に漢字の勉強をしました。』と発表したのです。 

楽しい 思い出になって 何よりです。 

ボクもイジられる日々に

ボクが その体の大きな女の子を 当たり前であるかの様に 家に招いたことで 少しでも 学校の雰囲気が良くなればと思う計算が 子供ながらにあったのを 不思議と憶えています。 この頃から あまり群れない子でした。(笑)

やっぱり 

その女の子が発表した瞬間から しばらくは『デブデブ百貫デブ』 とボクもイジられました。 そうなる事は予測できたのですが、 だからと言って みんなと横並びでイジメるのは無理です。 今 思えば その小学校1、2年生の頃から 周りとの違和感がありました。 なんかイジる人が幼く視えるといいますか。  この割合は 大人になれば減っていくものだと思っていました。その頃は。

しかし、

大人になってから思うのは、 やはり 体系をイジる人は 残念な人が多いと言う事です。 イジってくる相手が あまり親しくない人ならば なおさらです。 イジりというのは 相手が嫌がらないくらい仲の良い間柄のみに出来ること。 相手が 嫌がっているのに イジっている時点で すでにズレているんです。 

そんな人からは ただちに離れてください。 そんなこと言っても学校や職場などで逃げられないって言う人は 事務的に最低限の会話で対処しましょう。そういう悪魔は困った顔が大好物ですので 困った顔をしないこと。 それでも そういう人は『あなたの為を思って』などと 意味不明な正義感で ちょっかいを出して来ることがあります。 もう耐えきれない時は 限界になる前に 逃げてください。  あなたは悪くないのだから。  

限界になる前に 逃げて。 限界になる前に。 限界になる前に。

 

自分を楽しませる技術のある人ほど 誰かをイジらない。

イジられて 困っている人へ

引き下げの法則って聴いた事ありますか?  

ボクも数年前にラジオで初めて知った言葉です。 要するに 何も悪くない人を 茶化したり イジったりして その人の魅力をわざと下げ 自分を上に見せたい ショボい人のことです。  仲良しで 相手が嫌がっていない場合は これではないです。 それは ジョークと言います。 

ボクが言っているのは  相手が嫌がっているのに、 明らかに その人の容姿や、話し方、 持ち物などをイジる人です。 どこの職場にも、上司にも、学校にも、 親戚にも、 下手すりゃ家族にも いますよね?(笑)  それは なぜだと思いますか?  

それは嫉妬だったり、  満たされていないからです。

ボクは それが 子どもの頃には解らなかったですが、 大人になってから 『あっ』っと、解った時が あったのです。  もう それからは そういう人間に遭っても 『あ〜 この人も 満たされていないのか』と 相手の心理が解るので あんまり気にならなくなりました。(笑)

最初の方でも言いましたが、例えば ボクの小学生時代の体の大きな女の子のお母さんは すごく優しい人でした。 それを 毎日 家の中の雰囲気が悪い子が観たら 羨ましいですよね?  表面だけを見れば太っているからイジられると思うかもしれませんが、 根っこは そこじゃないんです。 イジる側からしたら 何でもいいんです。 爪の形が違うとか、 指の長さが短いとか何でも。 少数派なら 何でもいいのです。

実は そこに原因ってないんです。 

肩が凝る時だって 肩 自体に原因ありますか? 腰や首、内臓や姿勢、食生活が原因だったりしませんか?   

何か満たされていないものがあるから たまたま そこにいた少数派というだけの 何も悪くない人をイジるのです。 この他にも 同性愛者や、国籍、 障害者、 住んでいる地域、 肌や髪の色、 何も悪い事をしていないのに 少数派だというだけでイジられているケースは 大変残念ですが この国には まだまだ色んな場所で起こっています。

そうやって誰かを引き下げることで 自分が上に立った気になりたいのです。

要するに 自分が無いんです。 自分を楽しませる技術があれば そんなことはしないでしょう。 何でも良いんです。 音楽でも散歩でも、旅でも、スポーツでも、読書でも。 そういうイジる人って そういうのが無いのです。  

誰かと自分を比べる時間は無駄です。

テレビの まるで お金さえあれば幸せみたいな 有名人の豪邸訪問みたいな番組も 罪だと思います。 あんなのばっかり流したら お金のない家の子は お金のある家の子を 羨やましくなって当然です。  番組作り自体が スポンサーの利益につながる様なシステムになっているという事を知らない人ならば なおさら その様な価値観を信じ込む可能性は大きくなりますよね。 

だから ボクは もうテレビ9年くらい 観ていないです。 大変残念ですが、 もうテレビは YouTubeで どの様な報道をしているのかをチェックするだけになってしまった。   

まとめ  

イジり・ イジメなどの犯罪の原因の根っこ、、  

ボクは この世のシステムじゃないか? と思っています。(イジってる、イジメてる側の本人が悪いのは当然な上で)

田んぼの真ん中の舗装されていない道で イタリアの高級スポーツカーがあっても使い道に困るように。 お金だけあっても 訳の わからない使い方をしている人って けっこういたりしませんか? そりゃ お金はあった方が 物質的な物は 何でも買えるけど、  有名人の豪邸訪問みたいな お金持ちの価値観の番組と同じくらい、  そうではない価値観も たくさんを報じて 他人と自分を比べる気持ちが減ればイジメ イジりも減るのでは? と 思っています。 

そうなったら またテレビを観たいです。こういう事を 言う度に 満たされていない人は『キレイこと言うな』と何度でもイジってきますが。(笑)

本日はオリンピックで渡辺直美さんが体型をイジられたというニュースを知り 自分の思いを語ってみました。

外国では ふくよかな体系の人が 日本よりも プラスサイズという言葉で 活躍されています。 プラスサイズモデル(plus size model)も日本より 海外の方が 多い。  早くファッション誌も あんなに近所にいないような細すぎる人ばかり 集めることから、 プラスサイズが普通に載る世の中へなりますように。  

イジられて 不快な想いをされた時は『満たされていない人だ』と思ってみてください。

 

では  また

おわり

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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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