ベトナムの空港での 賄賂の要求に ハッキリNO

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ところで あなたのパスポートは何色ですか? 何年用ですか? 

今年の春 パスポートの有効期限だったので  パスポートの更新へ 行ってきました。 いつもなら何も考えず 当たり前であるかのように10年用の赤のパスポートにするところなのですが、 今回は 5年用の紺にしました。 なぜ10年用も5年用も料金や手間が ほとんど変わらないのに 紺色の5年用パスポートにしたのか?  今回は その辺を お伝えしてみようと思います。


目次

なぜ今回 パスポートの更新で5年用の紺色にしたのか? 

ベトナム・ホーチミンの空港から帰る時に出国審査(イミグレ)起こったこと。
あれは2018年の春でした。 いつものようにベトナムのホーチミンシティへ 僕は一人旅に行きました。 カフェ巡りをして ベトナムコーヒーで何時間も まったりしたり、 ベトナム人の友人と待ち合わせして オシャレで安くて美味しいレストランへ行ったり。 Spaで肩こりを ゆっくり揉みほぐして頂いたりと、 ホーチミンシティの人たちは皆 優しい人ばっかり。 そりゃ中には 少々 ぼったくろうとする人なんかもいたりしますが まぁ〜 日本にも そういう人たちはいる訳で。 なんな日々は続き 何事もなく日本へ帰る日がやってきました。 

タクシーで空港で到着すると いつも通り空港カウンターで荷物を預け 出国審査へと向かいました。 僕は なぜか子どもの頃から空港が大好きなので いつも3時間くらい前には到着します。 あの広々とした空間にいるだけで、いろんな国の いろんな人々、いろんな香りを嗅いでいるだけで楽しいのです。

さて出国審査へ到着しました。 いくつかの列に分かれていますが、僕はいつも 入って直ぐ目の前の列に並ぶのではなく、 ず〜っと左の方へ移動した列に並びます。 そんな少しのことで 早く出国審査を終えることができることが 今までの経験の中で多かったからです。

しかし、この日は この選択が悪かったのかもしれません。 僕の番が回ってきました。 僕はいつものように するっと審査を終えたら 飛行機を眺めながらコーヒーでも飲もうかな? と そんなことを考えていました。

審査官は僕のパスポートを隣の列の審査官よりもジーーっと 全てのページを見ていました。 この時点で 少しいつもと雰囲気が違うなと感じたものの ま〜いつも通り直ぐ通過できるだろうと思っていました。


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その時です。 審査官が僕のパスポートのページを指差し『この穴はなんだ?』と言ってきたのです。 見てみると それは どこか別の国へ 旅行した時に 審査官がつけたホッチキスの穴でした。 更新を来年に控えた9年目のパスポートだけあって その穴は 少し広がっているようにも見えました。 僕は審査官に『別の国 旅した時に 審査官がつけた穴です』 と説明しました。

すると その若くてカラダの大きな審査官は『僕を睨みつけるような怖い顔で これでは通すことができない』と言ったのです。 僕は『他の国へ行った時にイミグレでついた穴で 僕は知らない』と言い返します。 そんなやり取りが何度も続き 10分くらい経った頃でしょうか、 後ろをみたら すごい行列!! 50人くらいはいたでしょうか? みんなが僕を『この人 なんか やらかしたの?』っていう感じの目で見ていました。 しかし、 僕には どうすることもできません。 何も悪いことを していないのですから・・。

そしたら 次に そのプロレスラーみたいなカラダの審査官は何を言ってきたかと言うと『大使館へ行って 新しいパスポートにしてこい』と言うのです。 僕は何が起こっているのか さっぱり解らなくなってしまいました。 しかも時刻は21時過ぎ。 いったい 何を どうしたいのでしょう? 僕が何をしたと言うのでしょう・・?

その時の パスポートのページがこれです。


飛行機の飛び立つ時間は迫ってくるので 焦っていたのですが、 人間というものは不思議な生き物で あんまり驚いたものですから 神経が麻痺してきて 疲れもあり僕は審査官に『それじゃ大使館へ行ってくるからパスポート返してよ』 と言ってみました。 この時の 僕の頭の中は映画の『それでもボクは やってない』がグルグル回っていました。 警察の取り調べとかで自白してしまう人の気持ちも 少しだけですが解った気もしました。 本当に権力って怖いなと思いました。

そしたら その審査官 次はなんて言ったと思いますか? 『通ってよし』 って言ったんですよ!! タクシー拾って どこかで安宿探して 明日 大使館で この審査官のこと 喋りまくってやろうと思っていた僕は 腰が抜けそうになりました。 とにかく 出国審査 通過できたんです。 とても長く感じる時間でした。 15分くらいに感じたけど 実際は7分くらいだったかもしれないし、 今となっては わかりません。 とにかく 通過です。

ホーチミンの空港で帰る時に出国審査(イミグレ)で注意すること。

あとで振り返って考えて わかった事なのですが、 出国審査(イミグレ)で並ぶ時は 色んな列の人の流れを観るべきです。 一番 端っこの列に並べばイイってもんじゃないってっていう事も この食べでは学べました。 では どういう風に並ぶかっていうと、 色んな列の人の流れを観るんです。 どこの空港のイミグレでも そうなのですが 必ず遅い列と 速い列があります。 相手も人間ですから 色んなタイプがいて当然ですね。 

1度 どこかの列に並んだものの アレっ なんか変だなって感じたら 直ちに列を変えることをオススメいたします。 これも今 思えばなんですが 僕がベトナムのホーチミンシティの空港で パスポートのホッチキスの穴を指摘された そのレーン 実は 他よりも遅いな? って途中で気づいていたんです。 (笑) でも人間って 不思議なもので まさか自分が そんな目に遭うとは思わないのです。 みなさんも どこかの国へ 行かれることが ありましたら 速い列に 並んでみてください。  僕みたいにヒヤヒヤしなくて済みますように。



ホーチミンの空港で審査官に要求されたのは 賄賂だったのか? 

日本に無事帰国してからも なんだか胸の嫌なモヤモヤが治らず ネットで色々調べてみました。 なぜか僕は昔から そんな時ほど その予感が よく当たるのです。 すると やはり賄賂という言葉が出てきたのです。

その人たちは ご夫婦でベトナムへ行かれ 入国する時に 旦那様だけが止められで 奥様は スルっと何事もなく通過でき、 旦那様が日本円で1000円くらい盗られるという話でした。 何やら 話も 僕の時と よく似ていて、 『Eチケットを見せろ』と言われたので コピーした紙を見せたものの 審査官にゴニョゴニョ言われたという内容だったような感じの内容で その ご夫婦たちも ベトナムは空港以外では みんな良い人たちばっかりだと おっしゃっていました。

僕の時と同様 何も心当たりがないのに ゴニョゴニョ言われたという共通点。 僕は自分に 人を騙してまでも お金が欲しいという気持ちが無いので 信じがたいのですが お給料の安い国では そういう風になってしまう人も いるのかもしれませんね。 もし そうなら 大変残念です。

しかし、 もし そうであっても 罪を憎んで人を憎まず でいたいものです。

そして、 今回 もう一つ 感じたのは 語学力です。 やはり自分のことを説明する最低限くらいの会話は大切だなと感じました。 文章を組み立てるのが苦手でも 単語を知っているだけで 助かることは けっこうあります。

まとめ

ここまで 読んでくださった人は もうおわかりかもしれませんが、 僕がパスポートを5年用にしたのは 10年用に比べて5年用はページ数が少ないので(10年用は44ページ・5年用は28ページ)それだけ ホッチキスの穴の件とか 意外にも スタンプの数に比例して 審査官にゴニョゴニョ言われることも増えると感じたからです。 もちろん 審査官の中に そんな悪いが1部だというのは解っているつもりです。 しかし、今回の このパスポートのホッチキスの穴の件は そのくらい ボクは疲れました。

そして もう一つ理由が。 それは  今まで ずっと赤だったから 違う色にしてみたかったという単純なものでした。  僕が遭った出来事は そうとう運が悪かったような気がしていますので、これからパスポートを作ろうと思われている人は ぶっちゃけ 好みの色で決めるのも イイんじゃないでしょうか?  と思ったりもします。(笑)

空港は その国の玄関  僕のような経験をされることが ないようになっていくことを願っています。

最後まで 読んでくださり ありがとうございました。

それでは また お会いしましょう。



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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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