あなた 知らない人にも挨拶しますか? こないだ自転車で ウチから2kmくらい離れた町を走っていたら、小学校の低学年くらいの子供さん2人と その親2人とすれ違いました。すれ違う瞬間 その ご家族全員がボクに
『こんばんは』
と言ってくれたのです。
とても自然な言い方で 大人が無理やり子どもに言わせている様な感じではなく 良い気分にさせて頂きました。 同時に とても驚きました。 なぜなら その場所から2kmしか離れていないボクの住む町では 知らない人とは全く挨拶しないからです。
たった2kmで文化が違う!!
と いう訳で 本日は 突然 知らない ご家族全員に とても爽やかに『こんばんは』と挨拶された時に ボクが何を感じたかという話です。
それでは はじまり はじまり。
突然の挨拶
考えてみれば 突然の挨拶という言い方もおかしな訳で、これから私あなたに挨拶しますなんて言う人いない訳で。(笑)
マジックアワー(太陽が地平線あたり)の空の淡い色が好きなボクは 日没や日の出の少し前に よく自転車でサイクリングします。
この日も そんな感じで近所の海で しばらく波の音や 空港の離発着、空の色、海の香りなどを楽しんだ後、 いつもの様に 自宅へ自転車を漕ぎ出した。
自転車を漕ぎ始めて5分くらい経った頃でしょうか、海から内陸に300mくらい入った所の細い路地を のんびり ゆっくり走っていた時です。(ボク 細い路地も好きなんです。)
前から小学校の低学年くらいの小さな子どもさん2人と ご両親の4人が歩いて こっちに向かって来るのが見えました。
ボクは自転車を道の端っこに寄せて いつも通り すれ違おうとした その時 まず子どもさんたちから『こんばんは』と言ってくださり、 その3秒後に ご両親も『こんばんは』とボクに挨拶してくださいました。
ボクは色んな意味で驚き とっさにお辞儀しかできませんでした。 なぜなら その場所から2kmしか離れていないボクの住む町では 知らない人に挨拶をしないからです。 もし 挨拶すれば『は?』っていう感じになると思います。 なので いつしか 町内みんなが しなくなっていった感じです。
エックスサーバー挨拶する地区 しない地区
その素敵な ご家族とすれ違う1分くらい前に 何も明かりを持たずに けっこうなスピードで前からランニングして来る男性とすれ違った直後だったので、ボクは怖い顔運転していて せっかく挨拶をしてくれた子たちを嫌な気持ちにさせなかったか?とか 色んな事を考えてしまいました。
ちなみに やはり この素敵な ご家族は親が懐中電灯を持ち、子供さんたちは反射タスキをしていました。
夜道をランニングされる人たちへ。 無灯で走られると自転車や車からは 5〜10mくらい前で いきなり暗闇から何かが飛び出て来る感覚になり大変危険です。 それでも事故を起こせば 車側は前方不注意になってしまい 結果的に色んな人を苦しめます。 夜間のトレーニングや散歩・ウォーキング時は必ず明かりや反射する物を身体のどこかに着けてください。
話を戻します。
いつしかウチの近所では知らない人には挨拶しないのが当たり前になっていたので、知らない人 しかも ご家族4人みんなから挨拶をされた事の方が驚きで とっさに挨拶をお辞儀でしか返せずゴメンなさい。 習慣って 怖いですね。
都会では変な人もいたりするから子どもに挨拶するなと言っている地域もあると聴いた事もあります。 色々と ややこしい世の中だなぁと感じます。シンプルに生きたいのに どんどん複雑になっている気がする。
今 思い出したのですが、 この挨拶をして頂いた地域では過去にも数回 知らない大人や子どもから挨拶をされた事がありました。
ボクの住んでいる市は 海の近くの方が挨拶が多く 結束も固い。 少し内陸に入り都会的になるほど ご近所との会話も減り 干渉しないようになる傾向がある気がします。
一長一短ですね。
お隣や 真上の階に誰が住んでいるか知らない事が 普通な感じの人もけっこういる現代 あなたは どっちのタイプが楽ですか?
そもそも挨拶くらいで こんなに考えてしまっている時点で日本が おかしいのかもしれませんが。
まとめ
本日は ボクがサイクリング中に 知らないご家族全員から挨拶をされた時に感じた話をしてみました。
人口密度も関係していると思います。 人が多い地区で すれ違う全ての人に挨拶していたら 大変です。身が持ちません。(笑)
ですが挨拶は気持ちが良い。義務感でなく自然だと さらに気持ち良い。 世の中を見渡すと挨拶しない大人ほど子どもに『挨拶しろ』と言い、 本や 文章を読まない大人ほど 子どもに『勉強しろ』と言い、 昔 異性と悪い事をした大人ほど 自分の子どもには門限を設けている様な気がしますが気のせいでしょうか?(笑)
子どもは 言われた事よりも 大人のやっている姿を真似ると言います。
あの すれ違った ご家族の様に 爽やかに自然に生きたいものです。
では また
おわり
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