ベッドのマットレス選びに失敗した僕が 知らせたいこと

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あなたは 寝るの好きですか?  毎日 何時間 寝ますか?  僕は もちろん寝るのは大好きですが、寝なくても ベッドに横になり スマホでネット情報を読んだり 友達と会話したりするのも大好きです。 いったい一生の間 ベッドの上には何時間いるんだろう?  そう考えると ベッドは少々 高い買い物を してもいいのではないかと思えてきます。

僕は中のスプリングが見えるくらいまで使ったベッドを昨年 買い替えました。 こんなに古くなるまで使ったんだし、 人間にとって睡眠は とても大事。 だから今回は 高級なベッドを買って 素晴らしい毎日に しようと考えてワクワクしていました。

でも 失敗しました。

今回は その ベッドのマットレス選びで失敗した話をお伝えしたいと思います。あくまで僕が勝手に感じた感覚ですが、あなたが ベッドやマットレスを買われる時の参考になれば幸いです。

最初に言うと、
ボクならば 次は この下のマットレスを買います。 
理由はコイルが太く 硬めだからです。
でも 実際に買ったのは柔らかいエグゼクティブ ニューフィット・・
体が沈むんです。 熱がこもる・・。暑い・・。立ち上がりにくい。
ぽっちゃりさんが迷ったら硬めを買うことをオススメします。 
ポルシェなどの高級車のシートも硬いですよね。 



目次

近所の家具屋さんへ下見に

そういえば最近 背中が少し痛いなぁ ひょっとして寝ているベッドがボロボロだからじゃないかな? と 健康を気にするようになっていました。 マットレスは横から見ると 布が破れ 中のバネが見えている。 ここまでベッドを交換しない人 世の中に どれだけいるのだろう? と思うレベルです。

いざ ベッドを交換しようと思うと→ 家具屋さんへ下見に行く→ 色々観て周る→ 家具屋さんが来る前に部屋の掃除 と 一連の これから起こるであろうことが目に浮かび ぶっちゃけた話 面倒なことから ずっと逃げていました。  そうしている間に ベッドはボロボロに。

いざ 新しいベッドを選ぼうと思うと 失敗したくない、 今回は良い物を選びたい、もっと他に自分に合ったベッドがあるのでは? など 色んな思いが頭の中をグルグル回る。 結局は欲があるから悩むんだと思います。 これでは いつまで経っても買い替えれない。 そう思い とりあえず 近所の家具屋さんへ下見に行くことにしました。



お店でベッドに寝てみたところで

大きなショッピングセンターから 近所の家具屋さんまで 数店まわってみたのですが、 昔から知っている近所の家具屋さんが1番 店内の雰囲気が良く 品数も豊富だったので  店に入り すぐに直感で 『たぶん この店で買うなぁ』と感じました。 僕は けっこう この なんとなく感じるオーラ的なものを大切に生きています。

下見で 気をつける点は大きく 2つ

  • 寝転がっているのは 自分の家ではない
  • 寝転がっているのは 毎日の睡眠時間ではなく 数十秒

気になるベッドを見つけては寝転がってみる。 どうでしょう20回以上は寝転がったでしょうか? ここで注意しないといけないのは 当たり前ですが自宅で寝転がっている訳ではないということです。 あの雰囲気の中だったら どのベッドに寝ても 寝心地を良く感じてしまうんです。

もう1つ

これも当たり前ですが、 家具屋さんの展示場では5時間も 6時間もベッドに寝る訳じゃないということ。 数十秒ベッドに横になるだけだと  どれも寝心地 良く感じてしまうんです。

この2つは 残念ですが、 買ってから気づいたことです。 展示場のマジックです。 服の買い物の時 試着室では イイと思ったのに家に帰ってきたら あれ? っていうのと同じです。 こういう錯覚を防ぐためには 購入するまでの意識・知識しかないように思います。 例えばホテルで寝心地が良いベッドに出会えた時はシーツをめくって どこのマットレスかメモっておくとか。 ベッドを購入する数ヶ月前から 意識のアンテナを張ることが大切です。

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マットレスの硬さ選びのポイント

家具屋さんの入り口には 僕の気になっていた有名メーカーのベットが2つ並んでいました。  1つは 硬めのマットレス。 もう1つは柔らかめのマットレスです。 どこのホテルに泊まっても 寝心地がいいなぁ と感じると この会社のマットレスの場合が多いので 僕は  この会社のベッドにしようと決めていました。

硬いマットレスと 柔らかめのマットレス 交互に何度も寝比べて、 僕は柔らかめの方のマットレスを買うことにしました。 今まで寝ていたマットレスがボロボロで 古いバネの影響なのか 背中や肩、首などが痛かったこともあり 柔らかめのマットレスの優しい感触が気持ちよく感じてしまったからです。

しかし、 この選択がまずかった!!  僕の体重は80kg   体が沈み過ぎるんです。でも この家具屋さんでは よく考えた結果 柔らかいマットレスが いいと思ったんです。 

展示場マジックです。  服の買い物の時 試着室では イイと思ったのに家に帰ってきたら あれ? っていうのと同じです。

柔らかいマットレスのデメリット 

僕みたいに 体重が80kgもある人だと  柔らかいマットレスはデメリットの方が多い気がします。 これが体重の軽い人ならば 雲の上にいるような最高の感触になるかもしれない。  だからと言って体重が軽く痩せている人が皆 柔らかいマットレスが合うとも限らない。 だからベッドのマットレス選びは難しいんです。

僕は 声を大にして ふくよかな人やお年寄りがマットレス選びに迷った時は 硬めにしておいてください。 と言いたいです。

それでは 体重が重い人が柔らかいマットレスで寝た場合のデメリットを1つずつ お伝えしていきます。

先に 簡単に言うと 

  • 体重の重い人・お年寄り・腰痛持ち・暑がり → 硬め
  • 体重軽い人・腰痛じゃない人・寒がり → 柔らかめ

体が沈むから 熱がこもって 暑い

エアコンの効いた家具屋さんで 数十秒だけ寝た時には気づけませんでしたが、 家で毎日 数時間 寝るようになってから気づくことは多いです。 ぽっちゃりさんは その体重の分だけマットレスに体が沈みます。 ベッドを購入したのが夏だったこともあり より感じやすかったのですが、 ベッドに体が沈むと  そこに熱がこもって 暑いんです。

起き上がりにくい 

これも家具屋さんでは気づけず 自宅で寝るようになって数日して気づいてきたことの1つです。 そういえばホテルのマットレスって 硬めが多くないですか?  あれって 筋力の弱いお年寄りや体重の重い人でも 起き上がりやすくするためではないでしょうか?  と後で 気づきました。

実際 柔らかいマットレスだと、 体が沈んでいる分 硬いマットレスに比べ 起き上がるのに筋力が必要な気がします。 毎日ベッドを使う度に起こることですので かなり重要です。

ストレッチしにくい

先ほどの 起き上がりにくいと ほとんど同じなのですが、  毎日ベッドの上で簡単なストレッチを日課にしている人だと カラダがマットレスに沈むので やりにくいです。

寝返りが打ちにくい

柔らかいマットレスだと 体重が重い人ほど 沈む。 すると 硬いマットレスに比べ  寝返りが大変になります。 筋力の弱い高齢者ならば なおさらです。

背中や 腰、首の痛み

柔らかいマットレスで寝始めて 数日経ち  背中が少し痛くなってきたので家具屋さんへダメ元で電話してみることにしました。 家具屋さんは とても良い方なので どうしようか迷いましたが ネットで検索していたらメーカーによっては交換可能な場合もあるという情報もあったので 言いにくかったですが、正直に言ってみることにしました。

結論を先に言うと マットレスの交換は出来ませんでした。 家具屋さんとの会話の内容はこんな感じでした。

僕『すいません。 大変 言いにくいのですが、 ダメ元で言いますが、ベッドのマットレスを硬いものと交換してくれませんか? もちろん 手間賃はお払いします。』

家具屋さん『どうされたんですか? 』

僕『なんだか 寝心地が変なんです。 背中も少し痛いんです。 自分で選んでおいて 後から こんなこと言うの申し訳ないんですが。 僕みたいに体重の重い人で 同じようなことを言っているお客さん 他にいませんでしたか? 』

家具屋さん『申し訳ございません、 お客様の買われたメーカーの場合マットレスの交換は前例がございませんので できかねます。 お客様が 選ばれたマットレスは柔らかいといっても すごく柔らかいマットレスではありませんし、 最近のベッドは 重力が分散されるようにできております。他のお客様でも そのようなことを言われていたことは 今まで ございません。

新しい靴が馴染むまでの違和感のような症状が ベッドでも 起こる場合があります。 少し 様子をみられてはいかがでしょうか?  もし気になるようでしたら カラダの沈みが気になる部分の下あたり、 マットレスとベッドフレームの間へ  薄い板か ダンボールを入れると 沈み具合が 少し軽減します。』

僕『そうですか。 アドバイスして頂いた通りのことをやって 少し 様子をみてみます。 他にも同じような思いをされているお客様がいるのではないかと思い 参考になればと 正直な気持ちを言いましたが、どうか気を悪くなさらないでください。 また よろしくお願いします。 では失礼します。』

こんな感じの会話だったと記憶しています。

直ぐに沈み具合が気になる部分のマットレスの底とベッドフレームの間に 厚めの段ボールを敷いてみました。 1週間くらい経っても やはり  最初の直感通り それほど変化はありませんでした。 しかし、 家具屋さんが言われていた通り 少し身体が柔らかいマットレスに慣れたのも事実です。    でも やっぱり柔らかい。  慣れなのか? 麻痺なのか?

ちょうど その頃 心配した家具屋さんが電話を くださりました。

家具屋さん『具合は どうでしょうか?』

僕『はい なんだか慣れました』   僕は嘘をつきました。

マットレスは交換できないし、 選んだのは自分だし、 爽やかに済ませたいので嘘をつきました。 僕の本音は 体重が重そうな客が来た時は『硬めのマットレスがいいよ』と ひとこと言って欲しかった。 です。  しかし、  そう言われて硬いマットレスを買った 体重の重い人が皆 硬いマットレスが合うとも限らない。 だからベッドのマットレス選びは難しい。



ベッドフレームはノーブランドで十分

この家具屋さんは 素敵なアドバイスをしてくれました。 僕が有名メーカーのマットレスに合わせて ベッドフレームも 有名メーカーの物にしようとしていました。

すると この家具屋さんは ノーブランドのベッドフレームをオススメしてくれました。 何も有名ブランドじゃなくても 近所に木材を加工している素晴らしい会社はたくさんあるんです。 有名メーカーの物に比べたら値段は半分くらい。 でも見た目は何の問題もない。 むしろ有名ブランドよりもデザインがシンプルで良いくらい。 これは素晴らしいアドバイスだと思いました。

よく考えてみると ベッドフレームなんてマットレスが乗っかるんだから ほとんど見えないし、 ぶっちゃけ 頑丈なら何でも いいんです。 お部屋をお姫様や 王子様のようにでもしたいと思わない限り 何の問題もないでしょう。

このベッドフレーム 本当にシンプルで気に入っています。 あなたの家の近所にも 素敵な木材加工会社があるかもしれませんよ。  ぶっちゃけた話 マットレスだってノーブランドで素晴らしい物がたくさんあると思います。 僕はマットレスだけは有名ブランドのものを買いましたが。

頭の部分 ヘッドボードは取ってもいい

頭の部分のヘッドボードは取ってもらうこともできます。 僕は前に使っていたベッドで 途中から邪魔になり外していたこともあり、今回はヘッドボードを最初から外していただくことにしました。 すると

家具屋さん『ヘッドボードを取ると頭のアブラで壁紙がダメになりますよ』とアドバイス

僕『でも もう10年以上 ヘッドボード無しで過ごしていますけど 何も問題ないですよ』と言うと、

家具屋さん『なら 大丈夫ですね。』

と言うわけで 家具屋さんから木材加工会社に連絡して頂きヘッドボードなしバージョンの角に丸みがあるベッドフレームにして頂き 数万円ヘッドボード分だけ安くなりました。

ヘッドボードを取ったベッドフレームの角は こんな丸みです。

それで どんな風に寝ているかと言うと、下の写真のような感じです。  僕は この方がシンプルで好きです。 掃除も楽。 別にみんなが当たり前のようにヘッドボードを付けているからといって、 あなたも一緒に付ける必要ないです。 自由な意思で選んでください。

それでは みさなん 良い眠りを



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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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