海外で現地のお金が必要になった場合 あなたは どうされていますか? 僕はATMを使い 2種類のカードで引き出します。 1つは銀行のデビットカード(国際キャッシュカード)です。 もう1つはクレジットカードです。
デビットカード(国際キャッシュカード)の場合 預金残高が限度額。銀行にお金が入っている金額以上は引き出せませんので、 クレジットカードの様に 本来 自分が持ってもいないお金を前借りするような形で引き出してしまうことが ありません。 ここがクレジットカードとの1番の違いのように思います。
デビットカードもクレジットカードも ほぼATMでの引き出し方は同じですが、 今回は 海外で現地通貨が必要になった時 カードでお金を引き出す方法を 簡単にお伝えしたいと思います。
まず ATMを探す
当たり前ですがATMがないとお金を出せません。
それぞれのカードに対して使えるATMと 使えないATMがあります。
ATMに自分のカードが使えるマークが付いているか 確認を
- JCBカード CirrusのマークがあるATMで使えます
- VISAカード PLUSのマークがあるATMで使えます
- Master Card CirrusのマークがあるATMで使えます
- GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード VisaやPLUSのマークがあるATMで使えます
こんな感じです。 どうして数あるデビットカードの中からGMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードを表記したかと言うと 僕が使っているからです。 理由はカードのデザインがシンプルだったからです。 本当に適当な理由です。(笑) このカード以外で海外で現地のお金が引き出せるカードだとジャパンネット銀行Visaデビットカードとかが人気でしたよ。 参考までに。
海外のATM 画面操作
ENTER PIN 暗証番号を入力してください
- PINは暗証番号という意味です
SELECT TRANSACTION 取引する内容を選択してください
- WITHDRAWAL 引き出すという意味
- TRANSFER 振り込みという意味
- BALANCE 残高照会という意味
SELECT SOURCE ACCOUNT
※ この操作がデビットカード(国際キャッシュカード)とクレジットカードの違うところです
- CREDIT クレジットカードはこちらを選択してください
- SAVINGS 預金という意味。デビットカード(国際キャッシュカード)はこちらを選択
- CHECKING 当座預金という意味です
SELECT DISPENSE AMOUNT 引き出し金額を選択してください
あらかじめ 決められた金額の中から金額を選ぶ事が ほとんどだと思いますが、自分で金額を指定したい場合は、 OTHER(その他という意味)を選択して あなたの必要な金額を入力します。 ※ ATMから引き出せる限度額を超えないこように。
現地紙幣、カード、レシートを受け取る
うしろに誰かが並んでいる場合は すぐに場所を譲り カード、現金は なるべく2カ所以上に分けて持ち、忘れものがないか もう一度確認し、 その場を去る。
利息は?
クレジットカードもデビットカードも利息は 1回払いの場合 どちらも3パーセントくらいですが、クレジットカードの場合 締め日の近くでキャッシングした場合は 利息が半分くらいになるし、 繰り上げ返済(引き落とし日までに待っていないで お金を返す方法)すれば もっと利息は低くなる。
ぶっちゃけた話、 デビットカードよりも クレジットカードでのキャッシングの方が 利息が少ない場合がほとんどです。 僕の周りでも 海外慣れしている人は クレジットカードでキャッシングしている人の方が多い気がします。
しかし、 デビットカードは 自分の銀行口座にあるお金以上は引き出せないですし、使った時点で すぐに自分の銀行口座からお金が引き落とされ ネットでも すぐに残高確認が出来て、 何だか クレジットカードのように お金が無い訳でもないのに借りる感覚が苦手なタイプには向いているように思います。 それ 僕です。
僕なんかは 1回の海外旅行でキャッシングする金額なんて せいぜい5〜10万円くらいですので クレジットカードでのキャッシングの あの借りているという感覚よりも、 少々 利息が高くても その場で すぐに使った分が銀行口座から引き落とされる シンプルで わかりやすいデビットカードの方が感覚的には好きです。
それに クレジットカードの審査が通らない時 デビットカードはおすすめです。 16歳から持てて 審査がないからです。 とりあえずクレジットカードの審査が通る その日まで デビットカードで待つというのも 1つの手ではないでしょうか?
利息だけを観れば デビットカードよりも クレジットカードのほうがお得な場合が多いですが、 どっちのカードでキャッシングするのが あなたに向いているかは 分かりません。
海外には カードを2枚以上 持って行ったほうがいい理由
紛失・盗難
どんなに注意していても うっかり落としたり、 盗まれたり、 何が起こるかわかりません。 2枚以上のカードを持っていれば もし1枚のカードを失っても もう1枚 あるからです。 こんなときの為にカード会社の連絡先、使用期限、カード番号はメモしておくこと。 紛失した時 何かと手続きがスムーズになります。
カードの利用を止められる
これは何度かあります。 何だか理由がわからないけど、一時的に カードが利用できなくなるんです。 以前 テレビで観たのですが、 犯罪者は似たような行動をとることが多いそうです。 例えば 同じ商品を複数買うとか。 自分の行動が そういう犯罪者と たまたま一致したのかどうかは 今でもわかりませんが、 そういう一時的にカード利用ができなくなった時でも もう1枚あれば 安心です。
磁気不良
僕は これは まだ1度もないです。 よくわかりませんが カードの磁気が壊れてしまう場合があるのです。 本当かどうかは分かりませんが世間でよく聞く原因は、こんな感じです。 ご注意を。
- スマホと一緒に保管
- 他のカードと重ねて保管
- 磁気の強いものに近づける
- 傷や摩耗
ATMにカードが飲み込まれて 出てこなくなる
これも僕は まだ1度もありませんが、 けっこう経験者がいるみたいです。 ですので銀行の隣にあるような人間が近くにいるATMで なるべく営業時間内に利用するのがいいです。 何かあった時に すぐに対処してもらえるからです。 こういう かなり焦る状態の時も もう1枚カードがあれば 心理状態もかなり違ってきますよね。
クレジットカードは 違う会社のものを2枚
僕は 主にVISAカードを使っていますが、 そのVISAが何らかの理由で利用できなくなったら どうしますか? その まさか が けっこうあるらしいんです。 そんな まさかの事態に備えて 僕は もう1枚マスターカードも持って海外へ行きます。 そして いつもカードは分けて持つようにしています。 そうすれば もし1枚失くしたとしても もう1枚あるからです。
もう すでに クレジットカードを1枚 お持ちの方は もう1枚 持って海外へ行かれることをおすすめします。 まだ1枚もクレジットカードを持っていない人は まずVISAかmaster を作られるのがいいかと思います。
※ ときどき 家族カードを 2枚と数える人がいますが、 同じ会社が発行しているカードは1枚と数えてください。 2枚目は 別会社の発行するカードを
やっぱり現金は持って行こう
数年前 サイパンへ行った時 こんな事が ありました。 その時は 数十年に1度と言われるほどの台風で、 そこそこのホテルに泊まっていたのですが、天井からはボタボタとオシッコ臭い雨漏りするし、絨毯はビタビタになり 床のコンセントからは火花が散り、道の電信柱は へし折れ、 丸ごと飛ばされる家もあるし、 もう大変でした。
当たり前ですが、電信柱が折れ 通信する線が切れたらATMは使えません。 そんな時でも 現金があれば何とかなります。
最後は やっぱりアナログです。
その国で通用する紙幣を 日本円で数万円くらい持っていることは大切です。 なんだか最近 洪水や地震、台風、サイクロン、雷など まさかっていうことが増えた気がするのは僕だけでしょうか?
まとめ
海外のATMで現地通貨を引き出す方法を知っていれば わざわざ日本の空港から出国する前に 両替所での めんどくさい手続きも、 現地での銀行や両替所の無駄な時間が減ります。 さらにボラれる可能性も減ります。
自分は大丈夫だと思われている人も多いかもしれませんが、 大変残念ですが 東南アジアの両替所では 日本人が わざわざ紙幣を数えて確認しないことをいいことに、 手渡す時に 気づかれない程度 数枚の紙幣を抜き取る両替所があります。
※ どの国も 日本と同じで ほとんどは いい人です。 しかし 生きるために 時々 魔が差すんです。
罪を憎んで 人を憎まず。
何事も 知ることで これまでよりも 楽しく過ごせるようになります。 よい旅を
コメント