台北 中正紀念堂への行き方 衛兵交代式の時間や場所は?

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台北と言えば どんな建物を思い浮かべますか? 僕なんかは 近代的なビルよりも この中正紀念堂が頭に浮かびます。  行ってみると わかるのですが ゴチャゴチャしていない敷地は落ち着きます。   時間帯にもよりますが 意外と人も少ない。 観光バスが来る前の早朝なんか 本当に おすすめです。

中正紀念堂 周辺の うまい店は こちら に書きました。 よろしければ どうぞ。

物が溢れる時代  こういう広大でシンプルな広場は 心が落ち着きます。 今回は 台北の中正紀念堂へのMRT(地下鉄)での行き方や楽しみ方をお伝えしたいと思います。



目次

中正紀念堂の行き方 アクセス

タクシーもいいのですが、 やはり渋滞のないMRT(地下鉄)で行くのが楽チンです。 MRT中正紀念堂駅の5番出口を出れば もう目の前は中正紀念堂です。  とてもわかりやすい天井や壁の掲示板に従いながら5番出口へ向かってください。 台湾の掲示板は どこも とても親切でわかりやすいので まず迷うことはないと思います。

中正紀念堂駅にはMRT(地下鉄)の2つの路線(ライン)で行くことが出来ます。

  • 淡水信義線は 赤ライン
  • 松山新店線は 緑ライン

電車内も駅も 本当にキレイです。   僕の感覚だと 駅のホームや 電車内は空調が効きすぎているので、温度調整しやすい 脱ぎ着するのが楽な服装がおすすめです。

僕は1月に暑すぎて地下鉄のホームや車内で汗だくになり そのまま寒い外へ出る。 これを繰り返しているうちに風邪をひきました。 個人的には 冬の場合あと3℃でいいから設定温度を下げて欲しい 暑すぎます。 でもお年寄りに優しい台湾では 設定温度をお年寄りに合わせているのかもしれませんね。 

25万m2 東京ドームだと5個、サッカー場だと25個くらいの広い敷地には屋根がないところが多いので 天気の悪そうな日は 傘を忘れずに。

台湾は 日本よりも かなり お年寄りを大切にします。 僕は 1度うっかりホームの優先車両のところでMRT(地下鉄)を待っていたのですが 白い目で見られました。 みなさんも気をつけて。



衛兵交代式 場所や時間は?

地下鉄を降りて5番出口を出て 広い敷地に入り 正面 奥の8角形の本堂の中の蒋介石像の前で 衛兵交代式は行われます。

陸海空から像を守るために選ばれた衛兵さんたちは みんなモデルみたいに背が高くてスタイルのいい男性ばかりです。お腹の出た人など一人もいません。  この交代式 誰もが 一度は YouTubeやテレビなどで見たことあるんじゃないでしょうか。

衛兵交代式 注意点

  • 毎日9:00〜18:00 毎時ちょうど0分に交代が始まります(最終交代17:00)
  • 10分前くらいには蒋介石像の前で待つように
  • スタッフがロープを張りますので そこから先には入らない
  • 携帯音量OFF   おしゃべりOFF

衛兵は 1時間に1回の交代の時まで ちっとも動きません。 本屋さんに行くと直ぐにトイレに行きたくなってしまう僕なんかは、 どこか痒くなったり、お腹の調子が急に悪くなった時とかは どうするのだろう? と思ってしまいます。

衛兵が交代するのにかかる時間は15分くらいだったと思います。 ずっとスマホを持って動画撮影していると 途中から腕が疲れてきます。 意外と後から自分で撮った動画を観ることは少ない シンプルに肉眼で観るのも おすすめです。

陸・海・空 で制服の色が違います

  • 陸軍 緑色の制服
  • 空軍 青色の制服
  • 海軍 白色の制服 冬は黒

この記念堂の厚くて 大きい扉は9時までは開きません。  ですが その9時頃までが 空いている時間でもあります。 もし お時間があれば、記念公園は5:00〜24:00まで開いていますので 色んな時間に行ってみてください。 違う表情を楽しめると思います。

本堂の天井すごく高くて立派です。

この衛兵交代式の他にも 1日に1回  朝と夕 国旗の揚げ降ろしをする 国旗掲揚 降納式も見所の1つです。 ロボットのように衛兵が歩いてきて 国旗を揚げ降ろしして またロボットの様に去っていきます。

お時間のある方は是非。 下に時間を書いておきました。 夏季と冬季で少し時間が変わりますのでご注意ください。 場所は衛兵交代式のある本堂ではなく その前の広大な広場の 向かい合って建つ赤い建物 劇場と音楽ホールの真ん中の高いポールのところです。

中正紀念堂  National CKS Memorial Hall

  • 住所  台北市中正區中山南路21号
  • 最寄駅 MRT中正紀念堂駅
  • 時間 記念堂9:00~18:00  紀念公園5:00~24:00
  • 衛兵交代式 毎時ちょうど0分   最終交代17:00
  • 国旗の揚げ降ろし 夏 4/1~9/30 揚げる6:00 降ろす18:10   冬 10/1~3/31 揚げる6:30 降ろす17:10
  • T E L  02 2343 1100
  • 休み 旧正月
  • 入園料 無料
  • HP   http://www.cksmh.gov.tw

蒋介石像のある4階の下の階も 見所たくさん

衛兵交代式の行われている場所が4階になり、 その下には3階と1階があります。 2階はありません。 こちらの2フロアーには たくさんの展示物や 台湾の歴史、視聴室、郵便局、自販機、おみやげ屋さんなどがあります。  もちろんトイレもあります。

じっくり観ると 1時間以上は かかるんじゃないのかな? って思うほど 蒋介石像のフロアーからは想像できないほど 広くて たくさんの展示物です。

もしかしたら、この場所の存在を知らずに帰ってしまう人 けっこういるんじゃないのかな?

歴史が好きで 時間のある人は 是非  衛兵交代式の行われる4階の下の階へも行ってみてください

例えば 蒋介石が乗られていた黒塗りのキャデラックなんかだけでも 10分くらい眺めていられます。 保管状態の良さには驚きです。

喉が渇いたら自販機もあります。  自販機の飲み物は悠遊カード(EasyCard)でも買うことが出来ます。 台湾では便利すぎる悠遊カードのことは 下に書いておきました。 飲み物を買ったら 人混みから少し離れ 中正紀念堂 敷地内のベンチで 木登りするリスを眺めながら休憩するのも乙です。

悠遊カード(Easy Card)で自販機の飲み物を買うのは すごく簡単。 カードをかざして 飲みたい商品の番号を押すだけ。 本当に すごく便利なカード。 世界中 全て このカードで統一できないかしら。と思うくらいです。

リスは このあたりの木にいます。 会えるといいですね。 

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中正紀念堂の手前にある赤い2つの建物は何ぞ? 

中正紀念堂駅の5番出口を出たら 最初に目に飛び込んでくる この立派なこの建物。 誰もが気になるんじゃないでしょうか? 記念堂に向かって右側に建っているのは国家戯劇院(国立劇場)です。 紀念堂に向かって左側に建っているのは國家音樂廳(国立音楽ホール)です。

駅の5番出口に近い方が 劇場です。 僕は 音楽ホールの方は観ずに、劇場の方がけ観にいきましたので 今回は 劇場の話を少ししたいと思います。 入り口の手前では 若いグループがダンスの練習をしていました。 僕の家の近所でも 若い人たちが窓ガラスに映った自分たちの姿を観て よくダンスレッスンをしています。

劇場と言っても 劇を観なくても楽しむことができます。 中にはカフェ、バーもありますし、食事も買い物も出来ます。 この施設は蒋介石が1975年に亡くなられた後 造られたそうです。 劇場と音楽ホールに使われたお金は74億元(当時) 建築は圓山大飯店などを手掛けた建築家 楊卓成(ヤン・チョ・チェン)さんだそうです。 スケールの大きい建築物です。

この劇場 外見は中華風ですが、中に入ると洋風なんです。 地下1階 地上5階で 自由に出入りできるのはグランドフロアと地下1階です。    1階より上の階は 劇の始まる前にならないと入ることができません。  チケットはグランドフロアで買うことが出来ますので 興味がある方は 事前に調べておくと良いのではないでしょうか。

  • 施設名 国家戯劇院 National Opera House / 国家音楽廰 National Concert Hall
  • 住所 台北市中山南路 21-1 號
  • HP  http://npac-ntch.org/index.html



台湾では 悠遊カード(EasyCard) が とにかく便利 買い方は?

この悠遊カード(EasyCard)  日本だと SuicaやPASMOみたいな感じでしょうか。

悠遊カード(EasyCard)  使えるところ

  • MRT(地下鉄) ・台湾鉄道(TRA) ・バス・コンビニ 飲食店
  • UBike(レンタサイクル)・貓空のロープウェイ
  • 自販機・淡水の遊覧船・ など など

例えば 悠遊カード(EasyCard)を自販機で使うときはカードをかざして 欲しい飲み物の番号を押すと商品が出てきます。

桃園国際空港ではサービスカウンターと券売機で悠遊カード(EasyCard)を買うことが出来るのですが、 サービスカウンターが混んでいたので 地下のMRTの券売機で買うことにしました。 券売機の前に立っていた女性スタッフが すごく親切に教えてくれて 言われた通りにしていたら あっという間にチャージも終了しました。

あとからコンビニや駅などでも 買えますが、 空港の方が 親切なスタッフが助けてくれるし、 チャージもできるるし、日本語で表記もしてありますので 楽です。

2018年 年末時点で このカードの空港での購入料金はチャージ込みで 500NTDのみの販売だったと思います。 100NTD(new台湾ドル) 約350円は発行手数料です。 MRTに乗ったり、コンビニで買い物したりしていたら すぐにチャージが無くなりますが心配いりません。 どこの駅の券売機でも コンビニでも チャージできますし、残高も確認できます。

残高を確認できるアプリもありますが、 僕は いつも小銭で財布が重くなる度に チャージして 重たい小銭入れをスッキリしていました。 その時に残高確認も同時にします。 ですのでアプリは今のところ使っていません。

カードを購入して お金のチャージも済んだら、あとは地下鉄やバス、コンビニなどで買い物する時に 悠遊カード(Easy Card)を 読み取り機にかざすだけ。 コンビニで買い物する時は 読み取り機の上に置くだけで とくに何も言わなくても お会計してくれます。

この記事は 2019年1月時点のものです。



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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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