2016年に 買ったビーチクルーザーという自転車。ママチャリを もう少し太くした感じの自転車です。 アマゾンで1万5000円でセールしていたので、 買ってみました。
この金額なら盗まれた時のショックが少なくて済みますし、 15000円の 自転車が どの程度の乗り心地かを知りたかったという理由で あえて安物を買いました。
テフロンのフライパンと同じく 最初は絶好調だったのですが、、、 色々とガタが出て来ました。
そういう訳で 本日は その 自転車の ハンドルバー・ハンドルの根っこのステム・グリップ この3つの交換方法の話です。
とても簡単で 女性でも工具と交換部品さえあれば できますので 是非 やってみてください。
それでは はじめり はじまり。
部品を注文する。
当たり前ですが、 交換する部品がないと 何も始められません。(笑)でも、 ネットで部品を調べると ハンドルバー1つを観ても色んな形があります。 ただの棒の様な形の物や、 バイクのハーレーみたいな形の物や、競輪の自転車の様な形や、 一般的なママチャリの形など 本当に色々です。
お店で実際に観て 触れて買うのが 1番 間違いなく良いのですが、 自分の思った物がなかったり、 ネットの方が 安かったり、 種類が多かったり、 店で買うにも ネットで買うにも どっちにも一長一短あります。
ネットで買うときは 必ず寸法を測ってから購入してください。
同じ様な形状の部品にも 何種類も違う寸法がありますので。 下の図の様に 寸法を表示してくださっている店がほとんどです。 自分の自転車の寸法を測ると 同じサイズの物が 見つかるはずです。 ボクは この商品を購入しました。 色は シルバーと黒の2種類ありました。
グリップ、ブレーキ、ハンドルバー、ステムを取り外す
グリップ
まずグリップを取り外します。 そうしないと ステムからハンドルバーが抜けないからです。
スパッとカッターナイフで切ります。 もう捨てるので もったいないと思わなくてもいいです。 豪快にスパッといきましょう。(笑)
あとは ペンチなどで挟めば 簡単にペロンと剥ぎ取れます。
ちなみに これが 今まで お世話になったグリップ。
この握る部分のグリップ。まだ使えそうに思われる人も いるかもしれませんが、 表面の小さな凸凹が 擦れてツルツルになっているのが わかるでしょうか? こうなってしまうと 無意識に滑らないようにしようとして 自転車の運転中に余計な握力が必要になってしまい けっこう疲れるのです。
1000円〜2000円の物ですので、とっとと交換することを お勧めします。
素手で力仕事するのと、イボ付き軍手で作業する違いみたいな感じ
そこで 今回は 少しワイルドな板チョコみたいな凸凹のグリップにしてみました。 結論を先に言うとバッチリです。 絶好調です。 グリップで こんなに違うのか?って思います。 疲れなくなりました。 こんな少しの行動で自転車が前よりも楽しくなりました。
ブレーキ
ブレーキを取り外します。 取り外さないとハンドルバーをステムの穴から引っこ抜けないからです。 ブレーキの横にある六角ナットを緩めれば 簡単に外れます。 どうせ また直ぐに新しいハンドルへ戻すので 少し緩めるだけでいいと思います。
前輪 後輪のブレーキを間違えないように
ステム
前輪の上の ハンドルバーを支えてくれるお役目のステムという部品を取り外します。 運転席からも見える この六角ナットを緩め 上に引っ込き、
上の写真の矢印の部分のステムと車体の接合部分のネジを緩めると簡単に外れます。
こういう錆びたボルトがギシギシして なかなか外れない時、 あんまり お勧めは出来ないのですが、、ボクはワコーズのラスペネ(潤滑剤)を少し吹きかけます。本当に少し。 ※ あんまり着けると ネジが緩むので危険です。 すると 面白いようにネジ・ホルトが回って 取り外しが驚くほど楽です。
下の写真はステムを引っこ抜いたところ。 左上に写っているのが 引っこ抜いた ステムとハンドルバーです。
ステムが差し込んである所の内側は けっこう錆びていますが ネジ部分の内側は 空気に触れていないので けっこうキレイでスルスルっと回りました。 このサビサビなのは この自転車の販売元が悪いのではなく、 ボクの家が海に近いことと、 安い自転車なので どうしても自転車部品の質を下げざるをえない事にあると思います。
安い物ばかり求める 我々にも原因はある
特に 後者の原因が大きい気がします。 ですので安全面も考え 3年以上くらい乗る予定の人は できれば4〜5万円以上の自転車を買い 大事に長く乗られることをオススメします。 その方が あとあと部品を汗だくで交換する回数も少なくて済みますし、 地球のゴミも減ります。
ハンドルバー ステムから取り外し
ハンドルバーは この前方下の六角ボルトを六角レンチで緩めると 簡単に外れます。
ハンドルバー、ステム、ブレーキ、グリップを取り付ける
ハンドルバーとステムは こんな感じで届きました。 グリップは別の便で着きました。 部品が届けば あとは 古い部品を外した時とは逆に 取り付けていけば 作業終了です。
こんなに軽い ハンドルバーに こんなに立派な段ボール。 ここまで梱包して頂く必要ないのにって思う時ありませんか? 梱包の強度を選べたらいいのにって時々思います。 しかし、運送する側も 何かあってはいけないから どうしても過剰梱包になるのでしょう。 一部のクレーマーの言う事に合わせているうちに加工食品の味付けが濃くなるかの如く・・。(笑) 難しい問題です。
先に組み立てる
ハンドルバーとステムを先に組み立ててしまいます。 その方が あとは自転車本体に差し込むだけなので楽だからです。
必要な部品 忘れずに
自転車本体とステムを接合する部品 忘れずに。 ステムに差し込んでから 自転車本体へ差し込んでください。 この部品 ボクは再利用しましたが、 ついでに新品に交換すれば良かったと あとで思いました。
自転車本体に差し込む
先に組み立てたステムとハンドルバーを 自転車本体に差し込みます。 そのあとは 六角レンチでステム上部から差し込んだ六角ボルトを締めてください。
自転車本体とステムを接合する。 この部品 なんと呼べばいいのだろう? ネジと言うのは少し違う気がします。 この部品を六角レンチでシッカリ締めたら ハンドルを左右に動かす時に 硬くなりました。 なので 少し緩めたら ちゃんと動く様になりました。 どういう締め加減が正解なのだろう・・?
ハンドルバーを六角ボルトで固定する
運転席側からは見えない 前の地面の方を向いて六角ナットがあります。 自分の好きな角度にハンドルの角度を調整して六角レンチで締めてください。
ハンドルの高さの目安はサドルから10〜15cm高めとネットに出ていました。
ブレーキを元に戻す
新しいハンドルに ブレーキを取り付けます。 ハンドルの横の六角ナットを六角レンチで締めてください。
前輪 後輪のブレーキ 間違わずに
ステム、ハンドルバー、ブレーキの取り付け終了
なんか少し 変ですね? そうですグリップがまだ着いていません。
上の写真の白いのはライトです。 5年前 この自転車を買った頃に 自転車屋さんで 勧められた物です。 USBで充電でき 小さいのに とても明るいです。
グリップ
トンカチで叩くと入ります。 ですが、今回のグリップは 少し柔らかいので なかなか入ってくれません。 なので今回は 力でねじ込みました。(笑) こういう場合だけは 力のない人は 誰か周りの力持ちに助けてもらってください。
これで 作業は全て終了です。 お疲れ様でした。
まとめ
自転車のグリップだけを変えるつもりが、ハンドルバーもステムも変えてしまいました。 家庭内でも あっちを変えたら こっちも みたいな時 ありますよね? そんな感じでした。(笑)
安全に関することなので 交換して良かったと思います。心身共に 気分が良い。 脳科学者の中野信子さんがラジオでおっしゃっていたのですが、 あまり くたびれた物は 自分に使わない方が良いらしいです。 例えば 少し割れた湯のみとか。 そういう物を使っていると 知らぬ間に自分の事を大切にしなくなるのだそうです。
確かに自転車のグリップ1つを視てみても 手が滑らないので すごく運転が楽になり 余計な握力も消耗しなくなりました。 何より気分が良い。
15000円で買った自転車ですが まだまだ走りそうです。 もう十分 元は取っていますが。
みなさまも 何か 少し くたびれた物があったら 感謝したあと処分して 交換してみてください。
気分が変わります。
では また
おわり
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