台湾のベニスと言われている 淡水という港町を 知っていますか? ベニスに行ったことがないので よくわかりませんが、 僕にはベニスと言うより 昭和の頃の神戸タワーの周辺に似ているような感じがします。
台北からMRT(地下鉄)で40分くらいで行ける港町。 台北の中心部でショッピングや夜市なども楽しいけど、 ちょっとだけ遠くへも行ってみたくなった時には 丁度いい距離ではないでしょうか? というわけで 今回は台湾の淡水のことをお伝えしたいと思います。
この記事は2019年1月に淡水へ行った時の話です。
台湾のベニス 淡水 行き方 アクセス
千と千尋の神隠しの舞台と言われている九份や 猫村などは行き方が難しそうだし、遠く感じる人なんかは 淡水がいいんじゃないでしょうか。 MRT(地下鉄)に終点まで乗るだけだからシンプルで わかりやすいです。 九份や猫村みたいに、バスで行こうか? 電車で行こうか? タクシー つかまるのかな? などという余計な心配はありません。
MRT淡水信義線(赤いライン) 例えば 中山駅からだと 淡水駅まで乗り換えなしで約40分 電車賃は悠遊カード利用の場合だと40元(約150円)です。 都心から港へ 変わる景色を楽しんでいれば あっという間に到着します。 やっぱり九份や猫村に行くよりも かなり近く感じる。 半分くらいに感じる。
猫村は こちら 。 九份は こちら に書きました よろしければ どうぞ。
台湾は 日本よりも かなり お年寄りを大切にします。 僕は 1度うっかりホームの優先車両のところでMRT(地下鉄)を待っていたのですが 白い目で見られました。 みなさんも気をつけて。
MRT 淡水駅前は こんな感じ
洒落た駅の壁。台北の都心の駅とは 雰囲気が違います。 駅前は広い公園になっていて のんびりして ギスギスしていない。 大道芸人もいたりして 赤ちゃんから お年寄りまで 誰もが楽しめる場所です。 あんまり歩き回るのが苦手な人は、もう駅を出て ちょっとその辺のベンチに座り 潮風を感じるだけでも 淡水に来た意味があると思います。
できれば夕陽が沈む時間帯 マジックアワーまでに到着するのがおすすめです。
夕陽が創り出す水辺の表情が 非日常だからです。
もう すぐそこは海につながる大きな川 潮の香りがイイ。海の向こうは中国です。 カップルや家族、グループで来ている人が多い印象ですが、 僕みたいに一人旅の人もいます。
公園の一部を工事していました。 自然を生かしつつ より美しい公園になりますように。
淡水の街を ちょっとお散歩
下の地図の川沿いの白い道と その道に平行する右隣の茶色くて太い道あたりを ゆっくり のんびり散歩するくらいが おすすめです。 どこへ行った時にも言えることですが、あっちも こっちも観なくては 撮らなくては は疲れますから。 もし 余裕があれば もうすこし奥の道へも行ってみてください。
川沿いには マッサージ店に 雑貨、似顔絵屋さん、杏仁豆腐屋さん、コンピューターじゃないゲームセンター、色んな食べ物屋さんなどが立ち並び 川の前に歩行者天国があるみたいな感じです。 どれも手頃なお値段で 少しずつ色んなものを食べたり やったりが 楽しい。
川・海は 冷えます。 冬に行く場合は なにか1枚 羽織るもの、首に巻くもの、忘れずに 僕はMRT(地下鉄)の暖房で汗をかいたあと 薄着で川の前を お散歩したので 風邪をひきました。
川沿いの道と平行する1本中の 通りに入ってみました。やはり神戸の街によく似ている。 こちらは川沿いの露店の雰囲気と違い 屋根のあるお店が並んでいます。 お土産屋、スイーツ、カフェ、マッサージ、臭豆腐屋さん、レストランなど 色々あります。 川沿いの道でカラダが冷えたり、 潮風の苦手な人は 川から少し離れた このような道を歩かれるといいと思います。
この写真は 僕の背中方面へ3分くらい歩けば淡水駅という場所です。
ユニークな店も たくさんあります。
こんな素敵な小道もあったりして 飽きません。
この教会の前では たくさんの女性が写真を撮っていました。
消防隊員も かわいい
また川が観たくなったので 戻ります。 少し中に入った大通りと川沿いの通りは平行に並んでいるので 所々 こういう連絡通路みたいな道があります。 海を観たり 街を観たり 行ったり来たり 楽しみます。
1月だというのにハイビスカスが咲いている。 さすが台湾。
おとなしい黒猫もいます。 淡水駅から離れるほど 人が少なく落ち着く場所が たくさんあります。 僕はこの猫の隣で 座り しばらく海を眺めていました。 目の前を通り過ぎていく人間たちを観ているだけでも飽きません。
こちらにも ひとりを楽しむ人間が。 わかるかな? 真ん中より やや右あたり
素敵な大きな川の前のカフェ さすがに1月は外のシートにお客さんはいません。 このシート すごくオシャレだけど 通り過ぎる人たちの前で 動物園のパンダ状態にならないのでしょうか? 台湾の人は あまり他人の視線は気にならないのでしょうか?
ぼちぼち 淡水駅の方へ戻ります。
帰る前 淡水駅の近くのマッサージ店に入ったら すごく腕の悪いマッサージ師さんに当たってしまい そのあと数日 背中が痛かったです。 全てのマッサージ師が悪いという訳でもなく 当たり外れがあるので 初めて行く店は難しい。 そういう嫌な思いは なるべく したくないですよね。 僕のおすすめの台北市内マッサージ店は こちら でお伝えしています。 よろしければ どうぞ。
夕日の美しい情人橋や対岸の八里へは船で行けます
MRT淡水駅前の港からはバスやタクシー 船などで 台湾で一番美しい夕日が見られると言われる情人橋まで19分で行くことができます。 船は15分おきに出ています。 バスや船は悠遊カード(Easy Card)が使えます。 また淡水駅前の港からは対岸の八里へ船で行くこともできます。
情人は恋人って意味みたいです。 バレンタインデーに橋が完成したから こういう名前の橋になったらしいです。
淡水 おすすめYouTube 動画 ビデオ
いろんな人が淡水の魅力をYouTubeで伝えてくれています。 淡水駅前の港から少しだけ船に乗って情人橋まで行って 美しい夕日を眺めてみるのも いいのですね。
悠遊カード(Easy Card)で 船に乗って情人橋へ
悠遊カード(Easy Card)で船に乗って対岸へ 片道23元
1000円で どれだけ食べ歩けるか
台湾では 悠遊カード(EasyCard) が とにかく便利 買い方は?
この悠遊カード(EasyCard) 日本だと SuicaやPASMOみたいな感じでしょうか。
悠遊カード(EasyCard) 使えるところ
- MRT(地下鉄) ・台湾鉄道(TRA) ・バス・コンビニ 飲食店
- UBike(レンタサイクル)・貓空のロープウェイ
- 自販機・淡水の遊覧船・ など など
例えば 悠遊カード(EasyCard)を自販機で使うときはカードをかざして 欲しい飲み物の番号を押すと商品が出てきます。
桃園国際空港ではサービスカウンターと券売機で悠遊カード(EasyCard)を買うことが出来るのですが、 サービスカウンターが混んでいたので 地下のMRTの券売機で買うことにしました。 券売機の前に立っていた女性スタッフが すごく親切に教えてくれて 言われた通りにしていたら あっという間にチャージも終了しました。
あとからコンビニや駅などでも 買えますが、 空港の方が 親切なスタッフが助けてくれるし、 チャージもできるるし、日本語で表記もしてありますので 楽です。
2018年 年末時点で このカードの空港での購入料金はチャージ込みで 500NTDのみの販売だったと思います。 100NTD(new台湾ドル) 約350円は発行手数料です。 MRTに乗ったり、コンビニで買い物したりしていたら すぐにチャージが無くなりますが心配いりません。 どこの駅の券売機でも コンビニでも チャージできますし、残高も確認できます。
残高を確認できるアプリもありますが、 僕は いつも小銭で財布が重くなる度に チャージして 重たい小銭入れをスッキリしていました。 その時に残高確認も同時にします。 ですのでアプリは今のところ使っていません。
カードを購入して お金のチャージも済んだら、あとは地下鉄やバス、コンビニなどで買い物する時に 悠遊カード(Easy Card)を 読み取り機にかざすだけ。 コンビニで買い物する時は 読み取り機の上に置くだけで とくに何も言わなくても お会計してくれます。
まとめ
台北で夜市に行ったり ショッピングしたり 少し慣れてくると ちょっと遠くへ行ってみたくなる。 そんな時 淡水は台北から簡単に40分くらいで行けるので おすすめです。 少し都会から離れただけなのに 不思議と 台北の中心部より 人も猫も犬も鳥も のんびり穏やかな気がします。 ちょっと人混みに疲れたら水辺を散歩して 食べ歩きは いかがですか。
もし 体力があれば 途中のMRT新北投駅で下車して ♨️温泉街を歩くのも いいですね。
さらに、 まだ体力が残っていたら 士林夜市に寄っていくのもいいですね。
楽しみ方は 人それぞれ。
それでは よい旅を
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