自転車のタイヤ幅を1.95から1.50へ交換 26インチ

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いつもの様に 時間がある時に 肥満防止と気分転換のサイクリングをしていたら、何やらお尻にコンコンと違和感がしたので。 自転車から降りて診てみると、

タイヤが ぷっくり と膨れていました。 写真 タイヤのNYLONという字のあたり。

せっかくなので タイヤを細く交換することにしました。 

太いほど 漕ぐのが大変だからです。(笑)

そういう訳で 本日は自転車の後輪タイヤの幅をを1.95インチから1.50インチへと細くした話です。 

こっちが1.95インチ幅のタイヤ

ビーチクルーザーという浜辺を走る感じの自転車なので タイヤが太いのです。

こっちが1.50インチ幅のタイヤ 

1.95インチ(4.95cm)から1.50インチ(3.81cm)へ

1.95 – 1.50 = 0.45インチ = 1.14cm 細くする訳です。

ホイール(リム)の幅に対して 取り付け可能なタイヤサイズは決まっているので その範囲内になるように注意してください。 

僕の指と比べてみると けっこう細く感じませんか?  この2サイズダウンあたりが限界だと思います。(笑) そもそも この自転車が1.95インチ幅のタイヤに合わせた車体だからです。 

軽い走りになっても、 衝撃に対し不安になるからです。 

しかし、ボクは漕ぐ時に少しでも軽くしたいから1.95インチ幅から1.75インチ幅を飛び越え、2サイズダウンの1.5インチ幅にしました。(笑) このように 何を重視するかで 変わってくるように感じます。 

とにかく ペダルを軽くしたいのか?  
重くても 凸凹を安定して走りたいのか?

これから 自転車のタイヤ交換をしようと思われている人の なにかお役に立てれば幸いです。

それでは はじまり はじまり

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目次

自転車の後輪タイヤ 交換方法

① 自転車を ひっくり返す

ボクは自転車の修理をする時は まず自転車を ひっくり返します。 いつも地面を向いている側が 空を向くように置きます。 自転車が安定して 倒れず 作業しやすいからです。 

あらためてタイヤを診ると、すごく ぷっくり腫れている。 中の繊維も見えている。 早く気づいて良かったです。 危ない所でした。 

② タイヤをホイールから外す

 

タイヤレバーという道具を使い、テコの原理で タイヤをホイールから外し スポーク(針金みたいな部分)に このカギ状の所を引っ掛けておき、 別のタイヤレバーで 同じ様に 先ほどの場所から10センチくらい隣で 同じ作業をする。 それでもタイヤが外れなければ 、また別のタイヤレバーで またその10センチほど隣で同じ作業をする。 するとタイヤがホイールから外れます。 ですので だいたいタイヤレバーは3個セットで売られています。

このタイヤをホイールから外す時に使う工具 タイヤレバー はパンク修理にも使えますので あった方がいいです。そんなに高いものではないです。 数百円です。  最悪マイナスドライバーなどでも出来なくはないですが、 それだと中のチューブを傷つける場合が けっこうあります。 

僕は何度も自分でチューブに穴を開けてしまったことがあるので もう2度とマイナスドライバーでは作業しません。

③ 後輪を固定している六角ボルトを外す(右側)

全ての部品が どの位置か 後から わかるように外していきましょう

自転車の本体(フレーム)と後輪を固定している六角ボルトを外します。

泥除け(フェンダー)も一緒に固定されていますので 一旦 外します。

ボクはいつもモンキレンチでボルトを緩めます。 いろんなサイズの6角ナットに使えるのでモンキレンチは1つ あると便利です。 家庭内の他のDIYにも使えますので。 

④ブレーキ側(左側)の六角ボルトも外す

ブレーキ側は 自転車を立てるためのスタンドが着いていますので、 まず このスタンドを外してから 自転車の後輪を固定している6角ボルトを外します。

自転車を立てるスタンドを外して 6角ナットも外すと こんな感じ

※ ブレーキまで外す必要はないです。 また組み立てるのが面倒なので

⑤ チェーンを外す

チェーンをギアから外します。 チェーンを外さないと車体(フレーム)との間に隙間が出来ず、タイヤを交換できないからです。  この自転車は あえてシンプルを楽しみたくて 変速ギアなしです。

これで車輪が浮き上がり、ベージュ色の車体(フレーム)との間に隙間が出来ます。
その隙間を 傷つけずに上手くタイヤやチューブを通して交換する訳です。 

⑥ タイヤ・チューブを交換

ホイールにチューブを固定するナットは 6角のナット(リムナット)が着いていることが多いのですが、 この自転車の後輪のナットは丸いナット(バルブナット)でした。 

左 丸いバルブナット   右 6角のリムナット

僕が これまでに乗った自転車のチューブも、今回 買ったチューブも 全部6角のリムナットでしたので、 こういう10mmのスパナは1つ あった方がいいです。 数百円のものですので。

僕なら 次はコンビネーションスパナを買います。 ナットが強く閉まっている時などに 工具の先っちょの形状が違う2つの選択肢があって便利だからです。 強く締まっている時は 丸い方が緩めやすい。

      

写真はタイヤとチューブをギアと車体(フレーム)の隙間から取ったところです。 ですのでブレーキまで外して後輪を外す必要はないです。  また組み立てるのが面倒ですので。  その隙間は写真 中央の下あたり チェーンの右です。 手で少し 車輪を持ち上げると その隙間が出来ます。

今回 購入したのは このタイヤです。 

1.50インチ(3.81 cm)幅  

ペダルを漕ぐ時に少しでも軽くしたい訳です。 『太いタイヤの自転車も面白そうだなあ』と思って買ったものの、とにかく重い。 当たり前ですが、 タイヤ幅に比例してペダルを漕ぐ時は 重くなります。 この自転車ビーチクルーザーは ちょっと近所のビーチまで1〜2kmくらい乗るだけの人に向いているかも。間違っても 山道に入ってはいけません。汗だくになります。(笑)

太いタイヤの自転車を買う時は 自分の生活に合っているか よく考えて

別にパンクしていませんが、ここまで作業することは滅多にないので、チューブも交換することにしました。 今回 着けるタイヤ幅は1.5インチなのですが、 1.625〜2.10のチューブしか見当たらなかったので これを購入しました。 今の所 何の問題もないです。(笑)

この空気を入れる部分のバルブは3種類あるので、チューブを買うときは気をつけてください。 この自転車は英式バルブです。 ボクが子供の頃から今まで乗った自転車は 全て この英式バルブです。  これ以外に仏式バルブと米式バルブがあります。  ちなみにママチャリは これと同じ英式バルブです。

⑦ 外した時と逆に組み立てる

部品を外した時と逆に 組み立て 元に戻せば作業終了です。 お疲れ様でした。 

まとめ 

本日は 26インチの自転車ビーチクルーザーの後輪のタイヤ幅を

1.95インチから1.50インチ(4.95cmから3.81cm)へ 

細くした話をお伝えしました。 乗り心地ですが、これまで助走が必要だった坂道を登るのが 少し楽になり 自転車に乗るのが これまでよりも楽しくなりました。 しかし、タイヤが細くなったので、 段差に乗り上げる時の衝撃は これまでより気をつかう様になり、空気圧は常にチェックして 高めにしています。

一長一短という感じ

何が正解かというのは ないと思います。 僕のようにペダルを軽くしたい人は細いタイヤに。 でこぼこ道の衝撃を安心して ちょっと近所まで走りたい人は太いタイヤを、 どっちもという人は その中間を。 という感じでしょうか? 

しかし、 元々 太いタイヤに合わせて車体が造られていますので、1〜2サイズダウン 1.95インチ幅のタイヤから細くするのでしたら、 今回の僕のように1.50インチ幅くらいまでが 安全面など総合的に考えて無難だと思います。

みなさまが楽しく自転車を楽しめて 心身ともに健康でありますように。

では また

おわり

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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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