ドローン 初飛行で 絶対やってはいけないこと

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重さ199gのドローン Mavic Mini(マビックミニ)を買い 色んな人のYouTube動画を何度も観て イメージトレーニングし、 家の中で 手の平から離陸し、 手の平に着陸、あるいは手でキャッチしてドローンを横に向けプロペラを停止する練習は10回以上しての初飛行です。

6畳間で飛ばせる程の ホバリングの安定感には 本当に驚きました。  

初飛行は 墜落の可能性も大きいので 陸で飛ばしたかったのですが、 近所に そんな大きな敷地はありませんので 海へ行くことに。 公園なら たくさんあるのですが。 公園では 危険なので飛ばせません。 

こんな小さなドローンでも目にプロペラが当たれば 失明します。   

それでは 本日は 初飛行でヒヤリと心臓がバクバクした話です。 

はじまり はじまり。  

目次

早起きして 海まで自転車を漕ぐ

ドローン初飛行で緊張している状態で 人が寄ってきたら 余計に緊張して ややこしい事になるかもしれないと思い。 早起きして 近所の海に行く事にしました。 この時が am5時くらいだったと思います。  

日の出が5:57くらいなので、 今 思えば 家を出るのが 早すぎました。 日の出の時刻の10分前くらいに現場に到着すれば十分です。 

夜明け前のコンビニの前を通り 海まで折りたたみ自転車を漕ぎます。 

なんか胸がドキドキです。 海に沈んだらどうしよう? というのと、 どんな風に飛ぶのだろうという気持ちとのミックスです。 とにかく飛ばしてみましょう。

余談ですが、 
海外でも 近所でも こういう小道をスルスルっと通るのが好きなんです。

 

初飛行で 絶対にやってはいけないこと

先に言うと こんなことをする人は そうはいないと思いますが、 初飛行でドローンを失って欲しくないので とりあえず書き残しておきます。 

日の出を待つのって けっこう長く感じます。

まだ まわりは暗いのに 少しならいいかと思い 波打ち際の手前で離陸させてみました。 すると ドローンのお尻のホタルの様な点滅する明かりが見えているうちはいいのですが、 7〜8mくらい離れた場所で 旋回したら もう そのテールランプが見えなくなったのです。

当たり前ですよね。 例えば180℃ 旋回すれば テールランプは向こう側になり見えなくなります。 僕は こんなことすら解っていなかった訳です。  

あたりは まだ 暗いし、 パニックになり、 やめておけばいいのにコントローラーのスティックを適当に動かしてしまい さらに どこに行ったのか分らなくなってしまいました!!

ほんの数十秒間で起こった出来事です。 

さらに 悪いことは連鎖し・・。

初飛行なので GPSで すぐに確認するという風に 頭も働きません。 異常時ではない時の脳ならすぐに考えられることも 緊急時は考えられなくなります(泣) 

本能的に これ以上 コントローラーを動かしたら 大変なことになると思い、スティックからは手を離しました。 

目の前には まだ暗い伊勢湾。 

この時 沈没したのかと本気で思いました。  

このへんで ようやく『そうだGPSを観よう』と思う訳です。 ドローンが見えなくなって3分後くらいのことです。  かなり長く感じる3分です。(汗) 

コントローラーと接続しているスマホ画面の左下をタップし、GPSを観ると海の上にいます。 まるで墜落事故のニュースで レーダーの途切れた場所を観ているかのよう。 『ここで落ちたのか?』と悪い方にばかり考えました。

GPSに現在地が映っているということは、ドローンが生きているということなのに、 そんなことすら考えられなくなっている脳の状態です。(笑) 

とりあえず そっちの方へ歩いてみました。 

すると 波打ち際から 3mくらい海に入った所の 高さ3mあたりで ずーっと僕のことドローンが待ってくれていました。

再会です。 とても可愛く観えました。  

震える手で そーっとコントローラーを動かすと ドローンは 僕の指示した通りに戻って来てくれました。 距離にすると 離陸地点から30mくらいの場所での発見です。 人間パニックになると 30mくらいでも気配を感じなくなります。 

暗い時は 絶対に飛ばさない

要するに 離陸地点から30mくらい離れた所まで 飛んで行ったのだけど、 暗いから見えなかった! というだけの話。  

すべては 目視できる明るさの中なら 起こらなかったこと。 

ですので みなさん 初飛行は 絶対に目視できる環境で 飛ばしてください。 僕の思う目視の限界は 視力にもよりますが250mくらいまでだと思います。 

気を取り直して 夜明けを待ちます。

ちょうどいいサイズのサーフボードの切れ端があったので そこにドローンを乗せました。この頃には 周りは少し明るくなってきましたが、 今度は きちんと 目視が出来るくらいにまで 周りが明るくなるのを待ちます。 

まだ 手の震えが止まりません。(笑) 

事故防止の役に立つYouTube

ぶっちゃけた話 ドローンを初めてされる人でも 家に届いた その日 すぐに 人様のいない場所で 風速3m以下の日に 真上に上げて 旋回し、 真下に下げるだけならば  誰にでも すぐに出来るでしょう。

問題は このユーチューバーの方も言われている通り ドローンが見えなくなった時。 そして 障害物がないという思い込み。  ドローンを落としてしまった人の経験は とても役に立ちますし、 事故防止につながると思います。 ドローンをされている人、 これからドローンをしようかな?と思われている人 是非 ご覧ください。

ドローンは 目に見える範囲で 人様のいない場所で飛ばしましょう。 

では  また。

おわり

 

 

 

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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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