強風の森でドローンを飛ばしてみて感じたこと

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海では 何度かドローンを飛ばしたので 今回は 山へ行ってみることにしました。 三重県の山の中の 安濃(あのう)ダム 錫杖湖(しゃくじょうこ)です。

車で現地へ近づいてくると 道路脇に植えられた木の枝や葉っぱが けっこう揺れています。 スマホでお天気情報を観たら風速6m。  今日は もう帰ろうと思ったのですが、 ここは家から けっこう遠い場所。  風が弱くならなければ 散歩して 山の空気だけでも吸って帰ろう。 初めは こんな気持ちでした。

と言うわけで 本日は 結局 強風の山の中で ドローンを飛ばした話です。 強風の森の中で。 飛ばしてみて感じたこと、 思ったことを お伝えします。 何かのお役に立てれば幸いです。  

はじまり はじまり

目次

まず 散歩して 場所探し

美しい橋があったので 散歩してみることに。 下の写真は その橋の上からの映像です。 

みんなの渡る橋の上を またいだり くぐったりするのは違法だし、 そもそも ここで飛ばしたら他の人様の迷惑になるから どこか いい場所はないかと探している所です。  

要するに人様の頭上を通る可能性がある所は アウト です。 

やっぱり風 弱くなりません。 もう こういう日は飛ばすなって言うことだと思ったその時 スマホのお天気情報を観ると風速が5mに下がりました。 ひょっとしたら風速3mくらいまで下がってくれるかも。と思ってきました。

やはり山は空気が美味しい。 空を観ても 歩いていても そんなに風があるとは思えないのですが、 ネット情報だと 風速5〜6m を行ったり来たり。

三重県の津市の街中から30分くらいで こんなに周りの雰囲気が変わるとは何度来ても 不思議です。  

そのとき、 橋の上に置かれたアクセサリーを発見。 こんなに静かな山の中の橋の上にアクセサリーは けっこう不気味です。 深夜なら 少しチビるかも。  

このアクセサリーが置かれている滋賀県側と逆側の海の方角に いい場所を発見しました。   あのスロープになっている所。

ちょうど釣りをされている人が 帰り支度をしているところです。 あの場所に行ってみることにしました。 

その移動中に出会った猫 けっこう太っている。 ドライブに来られた お客様に けっこう 良い食べ物を頂いているのだろう?と推測。

さっき橋から眺めていた場所に到着

これからドローンを飛ばす場所から さっきまでいた橋を眺めると こんな感じです。 本当にテント持って来て 星を眺めながらウイスキー飲んだら 美味いだろうなぁ〜 と思う場所です。 

旅客機の航路になっているのか、この下の写真の矢印の上あたりを 飛行機が何度か伊勢湾の方へ飛んで行きました。

風速6mでも 少し 湖の上を飛ばすだけなら いいかな? せっかく来たのだし、 風も そんなに強く感じないし。 そんな気になってきました。 とてもイケナイ症状です。 海外へ行った時に 普段しない事を なぜか したくなる症状に似た状況です。 

とびます とびます

飛んでしまいました。 画面が白いですね。 こういう時は コントローラーと接続したスマホ画面の右下あたりにEVってのがあります。 そこで光の具合(露出)を調整してみてください。

例をあげると こないだ日の出をとっている時、 街はマイナス0.3なのに対し、日の出を撮る時はプラス0.3 みたいな感じでした。 これも 慣れるしかない感じですね。  水面や空の色合いが変わります。 

落ち着いて スティックから手を離し ゆっくり焦らず調節しましょう。 ドローンは 待っていてくれます。

修正すると こんな感じ。 こっちの方が 観やすいですね。

上空149m へ 

調子に乗り 上空149mまで 少しだけ上げてみました。  スマホ画面に強風警告が出たら ただちに高度を下げます。 

当たり前ですが 山に来て 最初に感じるのは  周りに森、木、枝などがあること。 海のような感覚で飛ばしていたら すぐに どこかに ぶつかるでしょう。 歩いて すぐに拾いにいける場所ならいいけど、 山の奥深くなら 最悪です。 とにかく 物体とは距離を十分すぎるくらい取ります。 

『疲れたら 一旦 世間の常識から離れ こんな風に自分を上から眺めるイメージ』 

強風の中 上空から こんなことを考えたりしていました。 呑気なもんです。 でも 時々 この世の常識に疲れると こんな風に 自分を上から眺めるイメージを持つことが よくあります。  これ けっこう大事かも。 みなさんも 疲れ切る前に 是非やってみて。 

やっぱり風速6mだと上空で強風警告 出まくります。 ここは 大人しく 高度を100m以下まで下げました。 ボクが言うのもアレですが やはり強風の日は ドローンは飛ばさないのが1番。 飛ばしたとしても 目視できる範囲で低空がいいと思います。  

でも もう今後 風速6mの日は 飛ばすことはないと思います。  そのくらい緊張しました。  これからは風速3m以内の日に のんびり飛ばすのが基本になると思います。 

そういう事を知ることが出来たという意味では 強風の日に 飛ばしてみて良かったです。 

自動車の運転で どれだけ頭で冬のスリップが怖いと解ったつもりでも、 実際に路面を滑るまでは 本当の意味でスリップの怖さを知ることは出来ませんよね?  強風の日の199gドローンのフライトは そんな感じでした。

さいごの ひと飛び

バッテリーが少なくなってまいりました。 バッテリーの残量が30パーセントになるまでに着陸するのを心がけていたら 遭わなくてもいいトラブルは激減します。  強風の日に飛ばしているボクが言うのもアレですが・・。 

しかし この湖面の ゆらゆら キレイですね。  

ドローンの性能が良いので 強風であることを忘れそうになる時がありますが、湖面の 白くなった部分で 風を感じます。  やはり 50mくらいの高さが 飛ばしていて楽です。 手に汗もかかないし。 

この左手の建物に ご当地カレーみたいなポスターが貼ってあったのですが、 コロナの影響でしょうか? 人の気配がありませんでした。 早く活気が戻るといいですね。 そしたら そのカレー食べてみたいです。 

あの赤い橋の近くで テントを張り そこで何かを調理されている女性がおられました。  なかなか素敵な時間の過ごし方ですね。   

ボチボチ 着陸します。 いつも通り 30パーセント以上のバッテリーを残した状態で 余裕を持って着陸です。 

飲酒運転 禁止

こういうドローンを飛ばすような場所では キャンプしたりお酒が入ることもあると思いますが、 お酒を飲んだ状態でのフライトは 絶対にダメです。 たかが199gのドローンとはいえ 操縦しているということはパイロットです。 

どうしてお酒がダメかと言うと 理性がなくなるからです。 大胆になって、 普段はしないアクロバットな飛行になり、距離感が鈍り 木の枝に引っかかったり、 人と接触してケガをさせてしまうかもしれません。 プロペラが接触した場所が目ならば 運が悪けりゃ失明です。

とにかく お酒を飲んだら 飛ばさないことです。 

YouTubeも ストレスにならない範囲で のんびりと やっております。 気が向いたら どうぞ。 

それはで また。 

おわり  

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この記事を書いた人

時々ひとり旅に行きます。海外では 日本の常識が非常識なことに気づかされます。あなたの知っている常識は 地球の何パーセントですか? その正義、欲しいもの、悲しさ、嬉しさ。それは本当に あなたの自由な意思ですか?  造られた美しい場所よりも、その土地の香りを感じる路地裏とかを歩くのが好きです。

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