三重県の四日市ぜんそくで有名な化学石油コンビナートをドローン(DJI Mavic Mini)で空撮してきました。 そういえば まだ1度も空撮していませんでした。
本日は その四日市のコンビナート近くの海で空撮した話しです。
簡単に言えば 重さ199グラムのドローンと操縦機と操縦画面を観るスマホをバッグに入れて出かけるだけなのですが、 けっこう 出かける前から色んな事を考えているんです。 遊ぶって 言われた事だけやっている仕事よりも 頭が要る。海外1人旅する時も 毎回 感じること。(笑)
それでは はじまり はじまり
行き場所を決める
当たり前ですが これが1番 大事です。 撮ってみたい気持ち 場所がないと始まらない。 場所があっても そこまで行く気持ちがないと始まらない。
海外1人度も同じ。 どんなにお金や時間があっても どこかへ行こう、知らない世界を知ろうと思う意識が起きないと 何も始まらない。
しかし、ドローン空撮の場合は、行きたい場所や気持ちがあっても 風が強いと飛ばせない。ボクの199グラムのドローンの場合 軽いので風の影響を受けやすく、理想は風速2メートルまでですね。風速3mあたりから 飛ばせなくはないけど 飛ばしにくくなって墜落の危険度がアップしてきます。
これら 全ての条件を満たしていても 雨が降っていたら 飛ばせない。 傘が要らない小雨程度なら飛ばす事もありますが、、。
簡単にドローンを飛ばしに行っている様でも 家を出るまでには これだけの判断をしている訳で。(知識が必要)
総合的に視て ボクは 行きたいと思う気持ちが1番 大事な様に感じます。 それがないと何も始まらない。 何事も。
今回は四日市のコンビナートあたりにしてみました。工場夜景を観たい人は 鈴鹿川沿いあたりが いい風景を観れると思います。 ボクは なんとなく ひと気の少ない 400メートルくらい西の この場所にしました。
離陸前の散歩 周囲の確認
ドローンの離陸前に 少し漁港を眺めました。
この磯津漁港 初めて こうやって近くで観ます。 近くの塩浜街道は 何度も通っていても まだまだ知らないことがたくさんあります。知ってる つもりでも。
伊勢湾を左手に西を向いて漁港を眺めている状態から振り返ると こんな感じ。
この細い道を 伊勢湾を右手に名古屋の方(東)を向いて真っ直ぐ600メートルくらい行った鈴鹿川の手前は 工場夜景を観るには最高な場所です。 下に地図を貼っておきます。 何かのお役に立てれば幸いです。
そういう風景に興味のある人は 行ってみてください。 けっこう昼でも立派なカメラをお持ちの人が チラホラおられます。
こうやって 目的地に着いたら すぐに飛ばすのではなく 周りを 少し眺めることが大事だったりします。
なぜかと言うとドローンには本当にヤバくなった時や バッテリー切れなどを回避する為などに バッテリーが20パーセントを切ると 勝手に離陸した場所へ帰って来てくれるRTH(リターントゥホーム) と言う機能があるのです。 今 いる場所から一旦 設定した高度へ上がり 離陸した場所まで来たら真下へ下がる感じです。
※ このRTH(リターントゥホーム) ですが、 まだドローンがホームポイント(帰ってくる場所)位置を認識していないうちに 飛ばすと 上空で認識した場所がホームポイントになってしまい RTHでは離陸地点に帰って来れなくなるので、 ゆっくり 落ち着いて『ホームポイントを確認しました。』とドローンが喋るなり、スマホに表示が出るまで待ってから離陸を。
ボクの持っている数万円のドローンは機体の下にしかセンサーが着いていないので、 この帰って来る時の高さ設定よりも 高い建物があれば 前後左右のセンサーはないので 数万円が吹っ飛ぶ可能性があります。 なので いつも まず 周りの地形をザックリ眺めます。 緊急時のイメージトレーニングを兼ねて散歩です。
この意識が けっこう大事だったりします。 おかげ様で まだ1度もRTH(リターントゥホーム)を使った事はないです。
上空から 自分を確認し 帰ってくる方が信用でき 安心できるのです。 別にRTH(リターントゥホーム)を疑っている訳ではないのですが、 どこか違う所へ飛んで行ったら どうしよう?という不安感が少しあるのも事実です。(笑)
話が横にそれましたが ぼちぼち飛びましょう。
離陸
飛び立つと 数十秒で 自分が米粒くらいに小さく見えて どこにいるのか 少し わからなくなる。 毎回 思うのですが 最近のドローンの技術はすごい。 さっき歩いていた漁港前の細い道も 青い船も よく見えていますね。
DJI Mavic2 はボクの使っているDJI Mavic Miniの後継機種です。
四日市ぜんそくで有名な 石油コンビナートの手前には鈴鹿川が見えます。 もう四日市ぜんそくを知っている人たちも お亡くなりになり 減っていっていますね。
夜 工場夜景を見たい場合は 鈴鹿川沿いあたりが良いのではないでしょうか? 煙突の左手に うっすら映っているのは鈴鹿山脈です。
真上から 観ると こんな感じです。 四日市のコンビナートの近くに こんな砂浜があるなんて 今まで知りませんでした。
カメラを鈴鹿山脈の方へ向けると 白くて丸い大きなクッピーラムネみたいなのが7つ並んでいます。 どうやって 何に利用しているものなのでしょう? その手前の道は 何度も通っているのに 気づいていなかったかも。 空からだと 色んな発見がありますね。
ぼちぼち 着陸します。 いつも通り バッテリーに30パーセント以上の余裕を持っての着陸です。 30パーセントを切ると 何かあった時に 対処できず 墜落したら数万円くらいが吹っ飛ぶからです。 (笑) 何より 周りの人々に迷惑だけはかけたくない。
最後に愛知県の方へ カメラを向けます。 本日は 曇っていますので見えませんが、 空気が澄んだ日は コンビナートの端っこの左あたりに中部国際空港(セントレア)がクッキリ見えます。管制塔も離着陸の飛行機も肉眼でクッキリ視えます。空気が澄んだ日は。
ちなみに煙突の煙や 雲が山ではなく 海の方へ流れていると 明日は晴れることが多いです。 逆に山の方に雲や煙が流れて行き 暗くなっていくと 天気は崩れる事が多いです。 目安程度にどうぞ。
まとめ
本日は 四日市のコンビナートを重さ199グラムのドローンで空撮する時 頭で どんなことを考え どんな景色が視えているのかを お伝えしてみました。
空から視ると いつも平面で なんとなく見ている景色とは違ったものが視えて 面白い。 あ
別に わざわざ数万円のドローンを買わなくても、 日常でも みんなと同じ景色ばかりを見たり食べたりばかりではなく、少し違った角度から視てみるのはオススメです。 脳にも。
それでは また。
おわり
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